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NBA再開!初戦のふりかえり

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シーズンが中断して約4ヶ月。日本時間7月30日、ついにNBAが再開しました。

再開からプレイオフまでは「シーティングゲーム」。東西カンファレンス合わせて22チームがプレイオフ進出を争うことになります。

再開初戦は【ジャズ VS ペリカンズ】と【レイカーズ VS クリッパーズ】の2試合が行われました。

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ジャズ VS ペリカンズ

まずは、西地区4位のジャズと10位のペリカンズの一戦。順位としてはジャズが強いのですが、異例の中断期間があったことですし、どうなるかわかりませんでした。

そして、注目のザイオン。再開初戦には出場するか微妙であるみたいなニュースが流れていましたが、しっかりと出場しました(出場時間15分)。

最初の得点はジャズのルディ・コベア。彼は、NBAで最初にコロナウィルスに感染した選手でもあります。それが初得点となるのはなんだか複雑な気分。

第3Qまではペリカンズがリードをしていく試合展開でした。ペリカンズは「ブランドン・イングラム」を中心に得点を重ねていく流れ。途中、ザイオンがアリウープを決めるなどの見せ所もありました。

一方ジャズは、「ドノバン・ミッチェル」「マイク・コンリー」「ジョーダン・クラークソン」のガード陣が中心となって得点していきます。第3Qの終盤から徐々に追い上げていき、第4Q残り5分ぐらいから一進一退の発熱の展開に。

残り7秒。最初に得点したジャズの「ルディ・コベア」がフリースローを獲得。しっかりと決め、ジャズが2点のリードを奪います。わずな時間で逆転をしたいペリカンズは、「ブランドン・イングラム」が最後、ブザービーターを狙った3Pシュートするものの惜しくも外してしまい、試合終了。

再開第1戦目から発熱した戦いが繰り広げられて「NBAが帰ってきたぞ!」と実感するプレーがたくさんありました。

最終スコア

TEAMQ1Q2Q3Q4TOT
ユタ・ジャズ23253127106
ニューオリンズ・ペリカンズ26342717104

クリッパーズ VS レイカーズ

第2戦目は西地区2位のクリッパーズと西地区1位のレイカーズ。どちらもロサンゼルスをホームとするLA対決になりました。

でも、実際の所、この対決はプレイオフには、ほぼほぼ影響がないと思えるカードだから、大きなケガなくプレイすることやプレイオフに向けた調整試合の感覚もあるのかなぁなんてのんきに構えていました。

しかし、実際は全然違う試合展開でした。第1Qこそレイカーズが大きくリードしましたが、第2Qではクリッパーズが追い上げ、第3Qではクリッパーズが逆転するシーソーゲーム。

なかなかレイカーズはシュート確率が上がらず第3Qまではレイカーズファンにとってはやきもきする試合展開ではなかったでしょうか。しかし、それでもチームを引っ張ったのは「アンソニー・デイビス(通称AD)」。ADは日本でNBAをご存じない方にはあまりピンとこない選手ですけれど、レブロンだけじゃなくて彼がレイカーズにいることが大きいのです。

一方、クリッパーズ。カワイ・レナードは注目の選手ですが、チームとしては「ルー・ウィリアムズ」と「モントレズ・ハレル」が不在。セカンドの時間帯(スタメンがベンチで休んでいる間にプレーする選手的な意味)に中心となる2人の不在はクリッパーズにとっては厳しい状況でした。

そんななかでも、「カワイ・レナード」だけでなく、「ポール・ジョージ」が奮起。カワイ・レナードは28得点、「ポール・ジョージ」が30得点を挙げる得点力でチームを引っ張りました。

試合は第4Qの残り15秒くらいまで同点。もうどちらに転ぶかわからない展開で決めたのは「レブロン・ジェームス」。やっぱりここぞという時に決めるのはスターの証です。

残り15秒でインサイドへのドライブを試みますが、しっかりとディフェンスされジャンプシュートへ。リングに嫌われるも、自らリバウンドを取りそのままシュートを決めました。

残り10秒を切り、クリッパーズは逆転を狙うものの立ちはだかったのが、またレブロン。鬼のようなプレッシャーのディフェンスでクリッパーズにシュートをさせません。最後はレブロンのディフェンスに攻めあぐねたクリッパーズが半ば強引に3Pを打ちますが、それも外れて試合終了。

再開初日から行われたLA対決。調整試合かなぁなんて思っていましたが、そんなことは全くなく白熱の展開でした。

レイカーズが見事に勝利しましたが、クリッパーズは「ルー・ウィリアムズ」と「モントレズ・ハレル」2人が不在のなかよく戦ったのではないでしょうか。

最終スコア

TEAMQ1Q2Q3Q4TOT
ロサンゼルス・クリッパーズ23292524101
ロサンゼルス・レイカーズ35192227103

さいごに

いよいよ、NBAが再開しましたがフロリダはコロナウィルス感染者数も多く、またハリケーンも来ているという話です。いつ中断になるかわかならい状況でもあります。観戦者のいない雰囲気で、いままでと違うNBAを楽しめるのも今だけです。もし、私のブログを読んでNBAに少しでも興味が湧いたら、早い内に観ておくことをオススメします。楽しめる内に、楽しんどかないとね。

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