Bリーグの20-21シーズンの開幕日程が発表されました。2020年、10月2日(金)「アルバルク東京」VS「川崎ブレイブサンダース」のカードが開幕戦です。
今回、コロナウィルスの影響で秋にどうなるかわかりませんが、ひとまず10月2日から日本のバスケットが動き出します。来年開催予定のオリンピックにも影響するシーズンにもなるので、重要な戦いになることでしょう。そこで今回は、B1各チームの開幕カードと、注目のカードをいち早くご紹介します。

Bリーグ開幕戦カード
日程(A) | 日程(B) | ホーム | アウェイ | アリーナ |
10/2(金) | 10/3(土) | アルバルク東京 | 川崎ブレイブサンダース | アリーナ立川立飛 |
10/3(土) | 10/4(日) | 宇都宮ブレックス | 琉球ゴールデンキングス | ブレックスアリーナ宇都宮 |
10/3(土) | 10/4(日) | サンロッカーズ渋谷 | シーホース三河 | 青山学院記念館 |
10/3(土) | 10/4(日) | 新潟アルビレックスBB | 横浜ビー・コルセアーズ | シティホールプラザアオーレ長岡 |
10/3(土) | 10/4(日) | 信州ブレイブウォーリアーズ | 秋田ノーザンハピネッツ | ホワイトリング |
10/3(土) | 10/4(日) | 三遠ネオフェニックス | 千葉ジェッツ | 浜松アリーナ |
10/3(土) | 10/4(日) | 名古屋ダイヤモンドドルフィンズ | レバンガ北海道 | ドルフィンズアリーナ |
10/3(土) | 10/4(日) | 滋賀レイクスターズ | 島根スサノオマジック | ウカルちゃんアリーナ |
10/3(土) | 10/4(日) | 京都ハンナリーズ | 富山クラウジーズ | ハンナリーズアリーナ |
10/3(土) | 10/4(日) | 大阪エヴェッサ | 広島ドラゴンフライズ | おおきにアリーナ舞州 |
いちばん最初にBリーグを観戦できるのは、「アルバルク東京」VS「川崎ブレイブサンダーズ」。初日からいきなりの好カードになりました。
前シーズン東地区チャンピオンと中地区チャンピオン。前シーズン成績は、アルバルクが32勝9敗。川崎が31勝9敗とほぼ互角のチームが対戦することになります。
アルバルクは移籍による大幅な戦力強化はないけど、田中大貴や竹内譲次、アレックスカーク、ケビン・ジョーンズなどなど相変わらず強い選手が選手が多いチーム構成です。昨シーズンと同様の強さになるのでしょうか。
川崎も同様に、大幅な戦力補強はしていません。篠山竜青や辻直人、藤井祐眞、ニック・ファジーカスなどやっぱり強い選手のラインナップ。ニック・ファジーカスがコロナに感染したということですが、開幕戦はまだまだ先。治療してからでも十分調整できる期間はあります。(早く治って欲しいですね)
注目カードのご紹介
「アルバルク東京」VS「川崎ブレイブサンダーズ」のカードは注目カードですが、他にも注目のカードはたくさん。僕が独断と偏見で申し訳ないのですが、注目カードを勝手にピックアップしてご紹介します。
宇都宮ブレックス VS 琉球ゴールデンキングス
昨シーズン、宇都宮は東地区2位。2位といっても成績は31勝9敗と1位のA東京とほぼ互角の数字。新規加入は琉球ゴールデンキングスから加入した「ジョシュ・スコット」。琉球では4試合の出場でしたが、平均20得点12.8リバウンドを記録しています。
そして、新規加入の「LJ・ピーク」選手。アメリカ、ニュージーランド、イタリアなど様々なリーグに挑戦して宇都宮にやってきました。過去のプレイを映像でみる感じだと、多少強引でもドライブをしかけていくのが特長なのかなと思います。ただ、ドライブだけではなく3Pも狙うスモールフォワードになるのではないでしょうか。
一方の琉球ゴールデンキングスは昨シーズンは西地区1位。過去3シーズン西地区1位を守り続ける強豪です。宇都宮に移籍したジョシュ・スコットの古巣(古巣というほど長く在籍していないけど・・・)。
ほかにも、新規加入選手として新潟からやってきた「今村佳太」選手がいます。昨シーズンは、39試合に出場し425得点(平均10.9得点)を記録。191cmのシューティングガード兼スモールフォワード。代表での不祥事があったけど、まだまだ伸びしろのある選手ですから、琉球でチカラを発揮して代表に返り咲いてほしい選手のひとりです。
両チームスモールフォワードの強化を図り得点力がUPしたように思います。といってもワンプレーヤーに依存しているチームではないですから、新規加入のプレーヤーをどうやって活かしていくのかが注目です。
サンロッカーズ渋谷 VS シーホース三河
「サンロッカーズ渋谷」は、昨シーズンは東地区4位に終わりましたが、ワイルドカード争いのなかでは2位と千葉ジェッツに次ぐ成績。注目なのは、チーム総得点が全体1位である点です。B1でナンバーワンの得点力のあるのがサンロッカーズ渋谷の特長です。
しかも、今回の移籍で「ジェームズ・マイケル・マカドゥ」選手を獲得。わずかな期間ですがNBAでの出場経験もある注目選手が加入。得点力のあるチームの、さらなる起爆剤になることでしょう。
一方、サーホース三河。昨シーズンは中地区2位。中地区1位の川崎とは大きく差がありしたが、チーム総得点ではサンロッカーズに次ぐ2位と、こちらも得点力のあるチームになっています。
昨年桜木ジェイアール選手が引退しましたが、その後釜として背番号32を受け継いだのが「シェーファーアヴィ幸樹」選手。これからの日本代表を背負うとされる選手のひとりです。19-20シーズンの新人ベスト5にも選ばれるほどですから高い能力があることは間違いなです。
昨シーズン総得点1位のサンロッカーズ渋谷 VS 2位のシーホース三河。点の取り合いとなる激しい戦いになるのでしょうか。
大阪エヴェッサ VS 広島ドラゴンフライズ
最後にご紹介する注目カードは、「大阪エヴェッサ」VS「広島ドラゴンフライズ」。
大阪エヴェッサはB1開幕からB1リーグで戦い続けるいわば、B1の中堅どころ。今回、コロナウィルスの感染者がチーム関係者も含め13名も出ましたが全員回復したということでひと安心。
移籍情報では「エリエット・ドンリー」「角野亮吾」「駒水大雅ジャック」「土屋アリスター時生」「ギャレット・スタツ」など新規選手を大量に獲得してチームが大きく変わろうとしています。どう変化していくかも見所です。
一方、広島ドラゴンフライズは、B2からの昇格組。B2では総得点1位と爆発力を持っていますが、個人スタッツでみると総得点の高いプレーヤーが上位にズラリといるわけではありません。つまり、チーム全体で得点のできるチームということです。今季、その力がどこまで通用するのか楽しみなところです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?勝手にご紹介した注目カー ですが、私のなかではサンロッカーズ渋谷は今季注目チームです(他のチームを注目していないわけではないですよ)。
今季は東・中・西地区の3リーグではなく2リーグ制になったので、どのチームも激戦は必死。いままでとは違う戦いかたが求められるので、勢力図が大きく変わるかもしれません。
2020-21シーズンは、10月の開幕。それまでもうしばらくの間、楽しみに待ちましょう。
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